社員旅行でカンボジアに来ている。
アンコール・トムの中心、いや、宇宙の中心と言われる「バイヨン遺跡」を目指して歩いている。
歩いてグングン近づいて、入り口のテラスに来て、ふと見上げると・・・
アプサラの踊りのレリーフが迎えてくれた。
アプサラとは「天女・天使」の事らしく、その踊りは神への祈りとして捧げられるんだそうだ。
レリーフをくぐり、遺跡内に足を踏み入れると、壁という壁にレリーフが浮かし彫りされている。
クメール軍の行軍を表したレリーフらしい。
近づいてみると・・・
石が積み上げられ、それを彫っているのがわかる。
カンボジアは地震が無いので、遺跡の建築は、基本的に石を積み上げるだけなんだそうだ。
積み上げた石に、彫って完成したレリーフを貼り付けたりするのではなく、積み上げた石をそのまま彫るんだそうだ。
彫刻に失敗したら、どうなるのか?・・・・、それはそれで、そのままなんだそうだ。
日本ではありえない・・・。
とはいえ、
美しすぎる・・・
デバターというらしい、デバターとは女官のことで、像にはそれぞれ実在のモデルがいたとかいないとか・・・。
それにしても、髪飾りから腰巻(サロンというそうだ)の布の感じやら、本当にきれいに彫ってある。
・・・これ、浮かし彫りなのよねぇ・・・・・、すごい彫刻の技術や・・・
しばらく遺跡内を歩いていると、面白いモノ(ヒト)を見かけた。
どうやら、おみやげとして売っているらしいが・・・
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