トランプに紹介されている観光名所を巡る「トランプの旅」もついに感動(でもないか?)のフィナーレ。
迷い込んだ「口羽家住宅」を後にして、「ミドリヤファーム入り口」バス停からまぁーるバスに乗り込み約5分、「久坂玄瑞誕生地前」で降りる。
この「ミドリヤファーム」と「久坂玄瑞」も気なるところだが、今回はやっぱりパス。
テクテク歩いてきて到着した、鍵曲。
鍵曲とは、鍵の手に曲がった通路で、戦いの際見通しを悪くして敵の侵入を防ぐのを目的に造られたものだそうだ。
辺りを見渡して、撮影。
写真の目線が異常に高いが、道路端のフェンスに登ったのはココだけのヒミツだ。
うむ、たしかに、見通しが悪い、待ち伏せすると戦闘で優位に立てそうだ。
ちなみに、平安古は「ひやこ」と読む、地名って難しいね。
さて、次の目的地が最後の目的地になるのだが、このトランプの旅でお世話になってきた「萩循環まぁーるバス」の路線から結構外れた場所にある。
という訳で、いったん自宅に戻り自家用車で移動することにした。
シャッタースピードを1/30に固定して撮影すると、背景が流れる~
・・・・はい。
そして、ついに到着したのが「旧湯川家屋敷」。
ここは、トランプ無しの写真も見て欲しい。
この川は「藍場川」といって、昔は田畑へ水を引く小さな溝だったが、延享元年(1744年)に広くしたらしい。
先の農業用水路のほか、川舟を通して川上から薪炭等の物資輸送路としても用いられたそうだ。
そのため、舟の向きを変えるための舟廻しや、舟が通りやすいように両岸を高く持ち上げた石橋が残っている。
ちなみに、この「藍場川」、昔は単に大溝(おおみぞ)と呼んでいたが、幕末、川端に藍染の原料を商う「藍場」ができたため、いつのまにか「藍場川」と呼ばれるようになったそうだ。
そして、この湯川家屋敷は、藍場川とともにあった生活を色濃く残している。
写真ではわかりにくいが、流れを屋敷内に引き込んであって、洗い場があったりするそうだ。(当日は残念ながら時間が遅く、屋敷内には入れなかった)
さて、なんだかんだで、続けてきた「トランプの旅」、13箇所の場所を巡り、これにて終了。
完全に地元民なんだけど、観光ガイド(今回はトランプね)を片手に、バスを利用してウロウロすると、いつもの景色も違う表情を見せてくれてとても楽しい。
あと、田舎なんでどうしても、移動がマイカーになりがちだけど、あれはいけないと思う、なんか、移動が早すぎて道中を楽しめない。
そんなことを感じた旅だった。
探すと意外とある「ご当地トランプ」、とりあえず地元のトランプを手に入れてみてウロウロすると楽しいかもしれない。
おしまい
[いいですね] 楽しませていただきました(´∀`*)
とっても楽しかったです。
いつもちゃんとトランプと同じ構図になっていたのが、なかなか面白かったです。
…案外、ガイドブックと同じ構図って撮れませんよねー。
投稿情報: Laka | 2009/09/25 02:22
長々と読んでいただいて、ありがとうございます。
楽しんでいただけましたか?、旅をしている当人が楽しんだので、それがLakaさんに伝わったのかもしれませんね。
しかし、文章に起こすって、パワーが要りますね・・・。Lakaさんがうらやましいです。はい。
投稿情報: yoshibo4 | 2009/09/25 07:40